会社設立

数日前の日記(「会社ですよ」)を見ている方が結構大勢いらしたようなので、ちょっと詳しく書いてみようと思います。


いま私がやっている仕事は非常に参入障壁が低い*1ので、商品以外に付帯する部分で差をつけようという方針を早くから立てていました。


法人化もその一環。
出資金が「1円ではない」ことも結構重要です。いわゆる確認有限会社では「経済産業局に数回通うだけの根気がある」という以外に個人事業主との差異を見出すことは難しいので。


出資金を払い込む先も都市銀行地方銀行信金信組いろいろあるのでしょうが、私の住んでいる地方には「信用組合」はないし、ならば信用金庫に頼むのが筋、ということで、身内を通じて地元の信金さんに紹介してもらいました。
金融機関の側からすれば、保管証明を依頼してくる客の100%が「歓迎すべき客」ではないわけで*2

  • 断られるリスクを回避
  • 会社を作る前から多少は顔なじみ

の2点で、人の紹介があったのは良かったと思います。

*1:私が始めたころはあまり世間で知られていなかったので、非常に楽な商売だったのですが

*2:だっていずれ融資を求めてくるのですから