江戸川乱歩

本屋で”江戸川乱歩”(コロナ・ブックス)というムックを読みました。
その中に読み覚えのある怪人二十面相明智小五郎の鉄道ホテルの対決シーンが。


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なんというか、とにかく平易で分かりやすいんです。
子供向けなんだから当然、なんて言うなかれ。結構書くの難しいんですから。
たとえば鉄道ホテルが現在の→ここ←だなんて読者の99%は知らないわけです。
でもこのシーンが名探偵と大怪盗の対決シーンで、しかも名探偵がピンチだ、というのは誰が読んでも分かるわけで。


そんなことを考えながら、ふと名文というのはいつ誰が読んでも名文である必要があるのではないかと思いました。
行間を読め、分からないのは読むほうに問題があるんだ、、ここで思い当たる節のある人は、私と一緒にいちど反省してみませんか?